在来種を用いた従来の工法は,市販の種子や苗木を使用してきました。しかし,高価な上に産地が不明だったり使用量が満たされないといった課題がありました。仮に同種の植物の導入が可能であっても,遺伝子の撹乱を招くという新たな問題も生じています。また,種子の採取を計画しても,限られた地域で固有の植物から計画量を採取するのは困難が伴っていました。
本技術は,施工地周辺の森林表土に含まれる埋土種子を緑化材料として用い,自生種による植生復元を図る生物多様性の保全に配慮した緑化技術です。

有珠山噴火により焼失した森の再生
噴火により焼失した森
施工完了初期
施工4年後
木本類:ケヤマハンノキ・シラカンバ・バッコヤナギ・カツラ・ドロノキ・タチヤナギ・
マルバハギ・ヤマハギ・アキグミ・ヤマグワ・タラノキ他
草本類:ホッスガヤ・カラフトダイコンソウ・ユウゼンギク・アキタブキ・ヨモギ・
オオイタドリ・ヤマハハコ・ヤマアワ・クルマバソウ・オトコエシ・ススキ・
タチスボスミレ・スギナ・など32種類
2009年9月9日更新 ![]()